2024.03.02

有機JASマンジェリコン

皆さんこんにちは!
突然ですが皆さんは「有機JAS制度」をご存じでしょうか?
有機JAS認証制度とはJAS法に基づく有機食品の認証制度のことで、国の定める有機JAS規格に適合した方法で生産されている農産物=有機・オーガニック農産物です。
現在、日本のオーガニック商品につけられている「有機JASマーク」には、3つのカテゴリがあります。
・有機農産物
・有機加工食品
・有機畜産物
この有機JASマークがついているものだけが、「有機」や「オーガニック」と表示してよいというのが有機JAS制度になります。つまり有機JASマークがないと、「有機」「オーガニック」と表示することができないのです。この認証マークは簡単に誰もがつけられるものではなく、農林水産省の基準を満たす必要があり、認可を受けた事業者(認定事業者)だけが貼付することができます。

有機JASマークはオーガニック認証マーク

日本の「有機JASマーク」の規定では、禁止された農薬や化学肥料は一切使用してはいけません。一方、肥料は天然物質または化学的処理を施していないたい肥は使用可能です。害虫・病気・雑草の被害が大きくなる場合は、認められた農薬の使用はOKとされています。
また、遺伝子組み換え技術の使用禁止、種まきの植え付け前の2年以上(果物やハーブなどの多年生は3年以上)土作りをした田畑で生産しなければならないといったルールもあり認定を受けるには様々な課題をクリアしないと認定事業者にはなれないのです。

有機JAS認証マーク

国によって異なる認証マーク

世界には様々なオーガニック認証がありますが、無農薬・無化学肥料・非遺伝子組み換え作物・化学合成添加物不使用というのが規格の基本です。日本の有機JASはアメリカやカナダ、EU諸国の基準と同等とされていますが、一部の農薬の使用が認められていたりと、規格内容の詳細や厳しさは各認証によって異なります。

オーガニックとは?

上記に「有機=オーガニック」とお伝えしましたが、「オーガニック」と聞いて、その意味合いは「ナチュラルなもの」「ノンケミカル」「ノンオーガニック商品よりも健康に良い」などと人それぞれだと思います。しかしながら、一般的に有機JASマークがオーガニック商品の目印になっていますが、実際の農法は個々の生産者によって異なりオーガニックとうたわれていても
・一部の許可されている農薬を使用しているケース
・一切の農薬や肥料を使わない自然栽培・自然農法のケース
・認定を受けていないがオーガニック
など様々なケースが入り乱れているのが現状です。

弊社の有機JASマンジェリコン

弊社で化粧品の原料や健康食品の原料として使用している有機JASマンジェリコンは、沖縄のやんばる地方で一切の農薬を使用しない自然栽培・自然農法で栽培しています。このような付加価値を高めた素材を化粧品や健康食品の原料に用いることで付加価値を高めた商品開発が可能となします。また、付加価値の高い原料を栽培することにより、やんばる地方の栽培農家さんの所得向上および地域貢献活動への取り組みを進めています。
これからもますます有機JASマンジェリコンを普及させることによる地域貢献活動が我々の使命だと考えています。

有機JASマンジェリコンの栽培の様子

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