2024.03.24

マンジェリコンエキスのお話し

皆さんこんちには
これまでマンジェリコンの様々なお話をコラムにしてきましたが、今回は「マンジェリコンエキス」のお話しをしたいと思います。マンジェリコンには抗糖化作用、抗酸化作用など様々な機能性が確認されています。弊社では、マンジェリコンを化粧品原料として使用する際は「マンジェリコンエキス」として化粧品製造に使用します。

マンジェリコンをタブレットやカプセルとして摂取する際は、マンジェリコンの乾燥葉を粉砕滅菌し打錠やカプセル成型し直接的に経口摂取します。そのため、マンジェリコンが持つ優れた機能性を体感しやすいことが確認されています。では、化粧品原料に用いられる「マンジェリコンエキス」にはどのような機能性があるのでしょうか?
弊社のマンジェリコンエキスは提携農家さんが収穫したマンジェリコンの葉を乾燥、滅菌粉砕したマンジェリコン粉末を自社にてエキス抽出しており、原料メーカーを仲介しないとてもフレッシュな原料を化粧品原料として使用しています。

マンジェリコンが持つ抗糖化作用をご説明する前に抗糖化が及ぼす肌への影響を見ていきましょう。食事などで過剰に摂取した糖(ごはんや甘いもの)とヒトのカラダを主に構成しているタンパク質が結びつくことで体内には老化物質が蓄積されます。これが最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)と呼ばれるAGEsです。いわゆる「こげ」と呼ばれるものです。このAGEsが蓄積すると・肌の老化・シミ・肌荒れ・たるみ・くすみの原因となります。弊社ではマンジェリコンエキスの肌への効果を確認するため、マンジェリコンエキスの塗布試験を行いました。社内モニター試験において4週間の顔への塗布試験を行い、スキンケア-PK肌診断にて評価を行いました。その結果、シミ、シワが優位に改善し、キメ、水分含量の改善が確認できました(図1)。

(図1 マンジェリコンエキスの顔への塗布の効果)


また、顔への塗布を28日間続けたところ、肌の赤み(炎症)が沈静化し、色ムラ、毛穴が目立ちにくくなったことが確認されました(図2)。

(図2 マンジェリコンエキスの塗布28日後の肌への影響)

このようにマンジェリコンは、肌への有効な素材としても利用できることが確認されました。弊社ではこのマンジェリコンエキスを【MJ1-org】という原料で様々な化粧品の原料として使用しています。皆さんも弊社のスキンケア用品でマンジェリコンエキスの効果をぜひ体感してみてくださいね。

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