STUDY

事業概要

アットモア株式会社では、沖縄素材にこだわり、独自に健康食品や美容商材の企画開発及び製造を行なっております。沖縄県には数多くの素材があります。

特に植物においては、沖縄特有の気象状況や厳しい環境のお陰で、ファイトケミカル(Phytochemical):植物が本来持っている生命力を豊富に配合含有した植物が数多く存在しています。
もちろん、その中には機能性成分も含まれており、このことは非常に興味深い研究材料でもあります。

我々は、現在特に下記に挙げる素材の研究開発を進めています。

さて、現代社会を考えた時、近い将来の超高齢化社会それに伴う糖尿病や高血圧など生活習慣病の広がり、脳血管性痴呆症・アルツハイマー型痴呆症の広がり、はたまた、不眠症、ストレス性胃腸障害等の医療問題が大きな生活不安となっているのが現状です。

このような状況の中、弊社では、上記のような病気になる前の予備軍とも言える状態、つまり余病・未病の段階でお役に立てる健康食品・サプリメントの開発を通して社会へ貢献したと考えております。

 1)マンジェリコン: 糖化の抑制、血圧コントロール、二日酔い予防

 2)モリンガ:抗酸化、腸内環境の改善、野菜不足の解消

 3)シークワーサー:物忘れ予防、痴呆症予防

 4)クワンソウ: 不眠、ストレス

 5)黒ウコン:滋養強壮、血流改善

 6)サトウキビバガス:食物繊維

 7)サトウキビイヌリン:食物繊維

 8)アガリクス:免疫活性化

 9)ツボクサ:認知症予防

SR (Systematic Review)

 人を対象とした臨床研究や疫学研究の分野において,科学的根拠をエビデンスと言います。その中には、ランダム化並行群間比較試験(Randomized controlled trial; RCT)などの介入試験、あるいはコホート研究やケース・コントロール研究などの観察研究からなる一次研究があります。

一次研究の個々の結果についての質評価や、複数の一次研究の結果を統計的に一つにまとめるメタ解析(非常に質の高い分析手法)、さらに批判的吟味をしながら,ある治療効果があるのかないのかを明確にするのがシステマティック・レビュー(SR)と呼ばれています。
そのSRの情報をもとにして,通常は機能性の評価に使用されています。

基礎試験 (in vitro, in vivo)

    私たちの身の周りにある植物や土壌あるいは海の生物や海藻類などの中に我々人類の健康に取って役に立つ成分が配合あるいは含有されていることが数多く報告されています。

先に述べたとおり、沖縄と言う特殊なエリアにおいて多くの植物には、抗酸化作用や抗糖化作用などの興味深いファイトケミカル(Phytochemical)植物化学物質を多く含有していることがよくあります。

 in vitro試験

 in vitro(インビトロ)とは、試験管内という意味で、試験管や培養器等の中でヒトや動物の組織を用いて、体内と同様の環境を人工的に作り、薬物の反応を検出する試験のことを指します。 
分子生物学の実験等において用いられます。  
培地や試験管内の内容物の種類や量が全て明らかで、わからない条件がほとんどない場合に特に有効です。 

in vivo試験

in vivo(インビボ)とは、生体内という意味で、マウス等の実験動物を用い、生体内に直接被験物質を投与し、生体内や細胞内での薬物の反応を検出する試験のことを指します。 

in vivoは、実験の条件が人為的にコントロールされていない状況であるため、個体差もあり、in vitroと比較してより多くの時間・経費が必要とされますが、実際に生体内で起こる結果が得られるため、ヒトに対する薬物の影響を評価するためのより正確な情報が得られると考えられています。

in vitroでの結果が必ずしもin vivoでの結果と一致するわけではなく、それぞれの試験のデータは相互補完的なものとなります。

非臨床試験

開発すると決めた候補物質について、以下の試験をします。これらの成績により、人でも有効性が得られ、かつ安全性に問題ないかどうかを推測します。そして、人での試験をするかどうかを判断します。

このため、これらの試験成績は信頼がおけるものである必要がありますので、試験の実施にあたり法規で定められた基準を守る必要があります。

品質に関する試験

一定の効き目や安全性を担保するためには、一定の品質の物質が必要です。
一定の品質の規格とその試験方法(①)やどのくらい品質が安定か(②)を調べる試験です。

候補物質の品質に関する試験には、以下があります。

①製造方法並びに規格及び試験方法に関する試験(構造決定及び物理化学的性質等、製造方法、規格及び試験方法等)
②安定性に関する試験(長期保存試験、過酷試験、加速試験)

薬理作用に関する試験

実験動物や細胞等を用いてどの位の用量で効果があるのか(①)、また、そのように効果が現れるのか(①)、さらに、効果が現れる用量で中枢神経、心血管系や呼吸器系等に影響がでないか等(②、③)を調べる試験です。

薬理作用に関する試験には、以下があります。

①効力を裏付ける試験(薬効・薬理試験)
②副次的薬理試験・安全性薬理試験
③その他の薬理試験

体内動体に関する試験

薬効が現れる動物を用いて、候補物質が生体でどのように吸収され、分布し、代謝(解毒)され、そして排泄されるか(体内動態)を明らかにします。
以下の試験があります。

①吸収、②分布、③代謝、④排泄 等

毒性に関する試験

薬効が現れる動物を用いて、薬効が現れる用量より多い用量での毒性を調べます。通常は、毒性が現れる用量、薬効が現れる用量に近い用量で毒性が現れないこと、命にかかわるような毒性が現れないこと等を確かめます。

また、どのような毒性があるのか、どの程度の用量から毒性の現れるのか(最少毒性発現用量)等を明らかにして、人に投与する場合の用量の安全性の情報とします。

以下の試験があります。

①単回投与毒性、②反復投与毒性、③遺伝毒性、④生殖発生毒性、⑤局所刺激性、⑥トキシコキネティック試験、⑦その他の毒性 等

臨床試験

パッチテスト

アレルギーテスト

SPFUVAPF 測定試験

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